私は10年間一切の除草剤を使っていません。

「みかん作りは葉作り。葉作りは根作り。根作りは土作り」

昔から言われていることです。

土はいつも使っていると腐植やミネラルは奪われて老朽化します。

それを少しでも防ごうと、私は10年間一切の除草剤を使っていません。  

 

除草前

除草中

草は全て刈払機で刈り取ります

除草剤を使うと1年間に4日程度で済みますが、刈払機を使うと年間3回、延べ45日位かかるのです。

除草後

刈った草は土の乾燥を防ぐ敷き草となり、やがては堆肥になります。

剪定くずも同様です。

園内にある堆肥小屋

材料は自然のもので、剪定くずや落ち葉、もみがら、わら(い草のくず)

 

堆肥の中からトマトが出てきました

適度に切り返され、完熟が進み、有機質の堆肥となります。

鳥のフンに混じった種で、トマトが育っています。

また、八代は畳表の原料、イ草の日本一の産地です。イ草のくずも直接畑に敷きこんだりしています。

それで足りない分を有機質の肥料で補うようにしています。(蘇生法農法)